食いしばり とふくらはぎ(脹脛)
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食いしばり とふくらはぎ(脹脛)
食いしばりやストレスが原因で、
顔や首の筋肉が固くなっている。
そんなお客様が、増えているなぁと感じるセラピストです。
顔や首の筋肉をほぐせばイイ!
もちろんイイ! ですが、実は足、ふくらはぎとも深い関係があるんです。
今日のブログ、そのことにも触れています。
どこの筋肉が固くなっていて、
どんなセルフケア方法があるのか、
なぜ食いしばりが起こるのか、
などをお伝えしたいと思います。
日常生活の中で頻繁に使用され、
ストレスや緊張がかかることで硬直しやすくなる筋肉たち。
解剖学を知らなくても耳にしたことのある筋肉をご紹介します。
顔の筋肉
1. 咬筋(こうきん, Masseter Muscle)
位置:頬骨から下顎骨にかけて広がる筋肉
機能:咀嚼(噛む動作)を行う際に重要な役割を果たす
ストレスの影響:食いしばりや歯ぎしりによって特に硬くなる
2. 側頭筋(そくとうきん, Temporalis Muscle)
位置:側頭骨(頭の側面)から下顎骨に伸びる筋肉
機能:下顎を持ち上げる(噛む動作を助ける)
ストレスの影響:食いしばりや歯ぎしりによって緊張しやすい
3. 頬筋(きょうきん, Buccinator Muscle)
位置:頬の内部、上顎と下顎の間
機能:口を閉じたり、頬を引き締める
ストレスの影響:顔全体の緊張により硬直することがある
首の筋肉
1. 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん, Sternocleidomastoid Muscle)
位置:胸骨と鎖骨から耳の後ろの乳様突起にかけて伸びる
機能:頭を回したり、前後に動かす
ストレスの影響:緊張や姿勢の悪さから硬直しやすい
2. 僧帽筋(そうぼうきん, Trapezius Muscle)
位置:背中の上部から首にかけて広がる筋肉
機能:肩を持ち上げたり、肩甲骨を安定させる
ストレスの影響:肩こりや首の痛みの原因となる
3. 肩甲挙筋(けんこうきょきん, Levator Scapulae Muscle)
位置:肩甲骨の上部から首の側面にかけて伸びる
機能:肩甲骨を持ち上げる
ストレスの影響:肩こりや首の緊張を引き起こす
筋肉の緊張や硬直を和らげるセルフケア方法
1. ストレッチ
顔や首の筋肉を定期的にストレッチすることで、緊張をほぐすことができます。
2. マッサージ
上述の筋肉を軽くマッサージすることで、血流を促進し、筋肉の硬直を和らげる効果があります。
3. リラクゼーション
深呼吸や瞑想を取り入れることで、全身の緊張を和らげることができます。
4. 姿勢の改善
正しい姿勢を保つことで、首や肩への負担を減らし、筋肉の緊張を防ぐことができます。
5. 適度な運動
適度な運動を行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、ストレスを解消することができます。
これらの方法を組み合わせることで、食いしばりやストレスによる顔や首の筋肉の硬直を効果的に和らげることができます。
食いしばり(歯ぎしり、Bruxism)
多くの要因が関与する複雑な現象です。
食いしばりの主な原因と、それを説明する論文について紹介しておきます。
食いしばりの原因
1. ストレスと不安
ストレスや不安は、食いしばりの主要な原因とされています。
心理的ストレスが高まると、無意識に歯を食いしばることがあります。
2. 睡眠障害
睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害も、食いしばりの原因となることがあります。
これらの障害は、睡眠の質を低下させ、食いしばりを引き起こします。
3. 咬合不良
上下の歯のかみ合わせが悪い場合、食いしばりが起こりやすくなります。
咬合不良は、歯並びや顎の形状によって引き起こされることがあります。
4. ライフスタイル
カフェインやアルコールの過剰摂取、喫煙なども食いしばりの原因とされています。
これらの物質は、神経系を刺激し、筋肉の緊張を高めてしまう場合があります。
6. その他の健康問題
特定の薬物の使用や神経系の障害、筋肉の問題なども食いしばりの原因となることがあります。
参考になる論文
ストレスと食いしばりの関係
"Stress and bruxism: A review of the literature
睡眠障害と食いしばり
"The relationship between sleep bruxism, sleep-disordered breathing and sleep position: A polysomnographic study"
咬合不良と食いしばり
"Occlusal factors in bruxism: A critical review"
遺伝的要因と食いしばり
"Genetic factors associated with bruxism"
頬周辺の筋肉を緩める方法
1. ツボ押し
頬周辺の筋肉を緩めるための代表的なツボ。
頬車(きょうしゃ):顎の角から少し上にあるツボで、頬の緊張を和らげる効果があります。
四白(しはく):瞳孔の下、頬骨の真下に位置するツボで、目や頬の疲れを取るのに効果的です。
2. 呼吸法
深呼吸や腹式呼吸は、全身のリラックスに役立ちます。
リラックスすると血流が良くなり、頬の筋肉も自然と緩みます。
3. 顔のマッサージ
顔全体を軽くマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐし、血流を促進することができます。
指の腹を使って頬骨に沿って軽く押しながら円を描くようにマッサージします。
ふくらはぎ
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、全身の血流を助ける重要な部分とされています。
そのふくらはぎのマッサージが頬周辺の筋肉を緩めるのに有効である理由。
1. 血流の促進
ふくらはぎをマッサージすることで、血液循環が良くなります。
全身の血流が改善されると、顔の血流も良くなり、筋肉の緊張が緩和されます。
2. リンパの流れの改善
ふくらはぎをマッサージすることでリンパの流れも促進され、老廃物の排出がスムーズになります。
これにより、顔のむくみが取れ、筋肉の緊張も軽減されます。
3. 全身のリラクゼーション
ふくらはぎのマッサージは全身のリラックス効果が高く、ストレスの軽減にもつながります。
ストレスが減ると、自然と顔や頬の筋肉も緩みます。
論文
ふくらはぎのマッサージが全身のリラクゼーションや血流改善に役立つことを示す研究がいくつかあります。
ふくらはぎのマッサージが心拍数や血圧を下げる効果があることが示されています。
ふくらはぎのマッサージがストレスホルモンのレベルを低下させ、全身の緊張を和らげる効果があることが報告されています。
食いしばり とふくらはぎ、、顔と足、離れていますが深い関係性があります。
頬周辺の筋肉を緩めるためには、ふくらはぎのマッサージで血流やリンパの流れを改善し、全身のリラクゼーションを促進することで、顔の筋肉の緊張を和らげる効果があります。
日常的に取り入れることで、健康増進効果、頬や首の余分な緊張を和らげ血流やリンパの流れがスムースになることで、顔のむくみ、美肌効果も期待できます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9949611/#:~:text=Immediately%20after%20the%20massage%20intervention,01).
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7306861/
精油の香りとオイルの効果効能
+
肌に触れるタッチング
女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
深い呼吸
血の巡りを促す
副交感神経の働きが優位に
姿勢が整い
しっとり弾力のある肌へ導く
健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店
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