練り物は優秀なタンパク質
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今年に入り、84歳になる母のことで忙しくしています。
通院のお手伝い、食事の用意や家事の様々なこと、自分の仕事とせわしない毎日です。
運動習慣の大切さはもちろんですが、食事についても色々と考え工夫しています。
食欲のある、なんでも食べられる方は本当に羨ましいと思ったりもしています。
偏食で食が細く、食べてもらうのに苦労している今日この頃です。
さてサロンでも、高齢の親御さんを見られているお客様が少なくありません。
そしてわたし自身も、高齢者と呼ばれるのが遠くはない未来ですので、生活習慣、特に食べることについては注意しています。
先日のこと、アラフィフのお客様に、食事についてお尋ねする機会がありました。
定期的なトリートメントを受けられるお客様の身体に触れるセラピストは、『食が変化したこと』に気づくんです。
このお客様「食べる量は減っていない」とはじめはお話しされていましたが、「そういえば、牛肉が苦手になってきて、おかずに入っていると主人のお皿へ牛肉を移動させている」ということが判明し、「確かにタンパク質は足らないのかも」と気づかれたんです。
あっさりした野菜中心の食事を好むようになったり、お米よりもお酒中心のお夕飯になったり、自分のことなので無意識に、しかし食べ物の好みは変化し不足する栄養素も増えていく傾向の私たちです。
タンパク質が大事なこと、最近は多くの方が認知していますが、自分が毎日摂れているかというと??そうでもないようです。
肉や魚を摂ろうと思いがちですが、練り物も有効なようで、はんぺんなどを使ったお料理もタンパク質摂取にはとても良いそうです。
わたしもはんぺんを使って、焼売やお好み焼きを母に提供しています。柔らかい食感で食べやすいと好評です。
練り物は優秀なタンパク質
今日は「タンパク質の役割」のことを書いています。
たんぱく質不足の改善法のひとつ!
「魚のすり身を摂る!タンバク質は朝食に摂るのが効率的」
筋肉づくりだけではない、タンパク質の役割
①人のカラダの約17%がタンパク質
カラダの部位別では、筋肉80%、皮膚60%、骨30%。
②80日で入れ替わるカラダのタンパク質
筋肉は180日で半分が入れ替わり、肌は28日で入れ替わる。
80日で入れ替わるとは思いのほか早い感じがします。が、活性酸素などの影響でタンパク質の性質が変わることがあり、そうなると本来の機能が発揮できくなるのを回避するシステムをカラダは備えています。
タンパク質、、、分解から再生の間、一部はエネルギーとして使われ排出されてしまうものがあり、目減りすることから食事でタンパク質を補給する必要があります。
③日本人のタンパク質摂取量は50年以上前と同レベルまで減少している事実
戦後、急上昇したタンパク質の摂取量ですが、2000年あたりから急降下し、2019年には1970年代のレベルまで減少していることがわかっています。
現在もタンパク質が『質的な栄養失調』という状況で、美容・美肌・健康に欠かせないタンパク質を摂ることは大事です。
④体内にためて置けないタンパク質
タンパク質はエネルギーとして消費されたり、尿として排出されてしまいます。ほとんど体にためておくことができないのです。
⑤30%が熱として消費されてしまうタンパク質
食事誘発性熱産生(DIT)をご存じですか?
食べ物を消化・吸収する場合、体内では内臓が活動して熱を生み、代謝量を増加させる、このことをDITといいます。
タンパク質は食べた分の30%が熱として消費され、糖質・脂質は数%しか熱として消費されないのです。DITは午前の食後に高く、朝食を抜くと下がってしまい、つまり朝たっぷりのタンパク質は、エネルギー代謝のいい1日となります。
⑥疲労回復にタンパク質の摂取が有効
疲れたら甘いもの
→糖質が吸収されやすくカラダや脳のエネルギーにすぐなるから!
→でも、血糖値の急激な上昇と降下は、集中力の低下や眠気につながるので避けたいところです。
そこでタンパク質の出番!
タンパク質は、胃や小腸などに運ばれ分解酵素によってペプチドやアミノ酸に分解(消化)され、体内でさまざまな物質を作り出す材料になっています。
癒されホルモンのセロトニンもアミノ酸から作られています。
アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンは、筋肉疲労回復効果が高い。つまり疲労にはタンパク質摂取が良い。
⑦消化されやすい、魚のすり身製品
魚のすり身は、肉類に比べ消化が良いのでおすすめ食品。
そのまま食べてもお料理にも使えて、取り扱いも便利な食品。
⑧免疫抗体、ホルモン、酵素などの原料になる
その数は10万種類以上もあると言われています。
⑨タンパク質の摂取量目標
年齢や職種などにより異なります。妊婦さんや授乳中の方もチェックしてみてください。
食が細くなってきたら、まずはタンパク質の割合を増やすようにしてみてください。
厚生労働省にタンパク質の摂取について書かれてあります。
注意:腎機能に障害がある人の場合は、練り物の塩分等が問題になりますのでご注意ください。
日本人の13%は慢性腎臓病の疾患があり、その数は年々増加し新たな国民病と言われています。
頻尿、多尿、むくみ、倦怠感、息切れなどの症状があれば、必ず検査されてください。
上月正博教授(東北大学名誉教授で腎臓・高血圧・リハビリ科専門医。)が書かれたyahooニュースの記事を参考にさせていただきました。
練り物は優秀なタンパク質であることがわかりました。
量は多くなくて良さそうなので、工夫して毎日のお料理にも加えたいと思うセラピストです。
精油やアロマテラピーだけでなく、ロミロミやロミイリイリ、チネイザン、骨盤矯正など他のトリートメントのこと。大人バレエやピラティスなどエクササイズのこと。心・からだ・肌に良いこと&ためになること、美容と健康に役立つ情報をブログでお伝えしています。
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