母乳のこと:原料は血液 母乳の抗体と子供の脳
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母乳のこと:原料は血液 母乳の抗体と子供の脳
母乳の原料は血液
血液が乳房に運ばれ、乳腺で母乳に作り替えられる。
母乳には、血液中と比べて100倍から500倍の白血球が含まれている。
乳腺細胞で作られる母乳
乳腺細胞は乳房全体に存在する。
乳腺胞を包む乳腺細胞で、脂肪・タンパク質・糖質など、母乳の栄養成分を作ることができる。
母乳の成分
炭水化物
脂質
タンパク質
ミネラル
ビタミン
90%以上が水分で構成されている。
血液は赤い
それはヘモグロビン色素を含む赤血球が赤いから。
母乳量は変化する
赤ちゃんの成長時期によって変化し、量にも差がある。
産後すぐ~3日までの母乳は初乳、、免疫成分が豊富に含まれている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/35/2/35_2_110/_pdf/-char/ja 母乳の免疫機能について詳しく書かれています。金丸義敬氏
お母さんの血液から作られる母乳
その抗体が子供の脳の発達に影響を与える
というマウスを使った研究結果が先日発表されました。
脳のさまざまな細胞の数が変動する
社会性に影響を与えること
などが明らかになりました。
その内容:
母乳の抗体が子供の脳にまで到達し、脳内のミクログリア細胞に結合する事を発見。
抗体に結合したミクログリアは特定のタンパク質を分泌し、脳の各細胞の密度に影響を与えた。
脳の特定のニューロン数が変化し、社会性行動に違いが生じた。
**ミクログリア細胞とは、脳の細胞の一種、異物の除去や栄養因子の分泌を行なっている細胞。
この研究結果以前
母乳の抗体は、妊娠中に胎盤経由で胎児に渡され、出産後は母乳から子供に渡される。
この抗体は子供の免疫力を高めることが知られていたが、脳への影響は知られていなかった。
考えるべきこと
母乳の抗体が子供の脳の発達に良い影響を与えているのか、それとも悪い影響を与えているのかは解釈が難しく、更なる研究が必要である。
母乳:赤ちゃんを出産した母親のつくる乳
粉ミルクがなかった時代:母乳は赤ちゃんにとって最高の食べ物で、他に替わるものがなかった。
母乳の価値?
身体的な発育面をみると、粉ミルクでも十分?!
体重の増加は粉ミルクの方が早い場合もある。
しかし、粉ミルクという代替品にはない、多くの機能を備えている母乳。
栄養機能だけでなく、成長促進機能、生体防御昨日など、さまざまな生理機能をを備えている。
母乳の免疫機能とは、母乳自体にすごい免疫機能が備わっているという訳でなく、赤ちゃんが自ら免疫システムを十分機能できるようになるまでに期間、その不足を補う働きをするのが母乳の免疫機能である。
特に感染防御機能が優れている母乳。粉ミルクにはない非常に優れた機能。
十月十日、お腹の中で我が子を育む母親
まさしく、自分の身体の一部が我が子なのだと。
生まれてからも、母親の血液を通して栄養や免疫を与えられ育つ子供。
母親と子供の絆、切っても切れない。
女性は子供を産むことが出来る様につくられています。
子供を持てない、または持たない選択も尊重される世の中ですが、女性は自分の身体をもっと大切に扱って欲しいなと思うセラピストです。
母乳のこと:原料は血液 母乳の抗体と子供の脳 少しでもお役に立てればと思います。
以前、新米ママから母乳は何から作られているの?と質問がありブログ記事にもしました。
母乳が赤ちゃんに与える影響も重要でますますの研究を期待しています。が、母乳を吸わせることで母体に良い影響がある、必要な影響があることも忘れないでくださいね。
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