春の香りとともに 筍をお料理する贅沢な時間
- tae Shirakata
- 5 日前
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春の香りとともに
筍をお料理する贅沢な時間
4月9日晴れ、松山市では半袖の人も見かけるほど、春というより初夏のような陽気です。
さて昨日は定休日でした。
母と一緒に「筍のばら寿司」を作り美味しくいただきました。
ご近所のスーパーで見つけた「掘り立て筍」の札に引き寄せられて、迷わず購入しました。やわらかくも歯ごたえのある筍は、まさに春そのものの香りがしました。台所に立ちながら、湯気の向こうに季節がふわりと立ち上るようでした。
実は毎年この時期になると、筍についてブログに書いています。印象深い、あの「じゃりっ」という独特の食感について書いたものです。
ありがたいことに、この「じゃりっ」について書いたブログ記事を毎年楽しみにしてくださる方もいらっしゃいます。
しかし最近、筍を「丸ごと」買う人が減っているように感じています。「下ごしらえが面倒」「時間がかかる」「どうやって処理するのか分からない」と、敬遠されがちなのかもしれません。
確かに少し手間がかかる,,,かもしれませんが、ちょっと立ち止まってみてほしいのです。
手間をかけるというのは、ただ時間をかけることではなく、「心を込めて向き合うこと」なのではないでしょうか。
その過程に、季節を味わう本当の喜びがあるように思います。
お料理をしながら、母がふとこんなことを話してくれました。
「筍の山を整備できる人が少なくなってね。このままだと、筍が食べられなくなるかもしれないよ」
思いもよらない言葉にかなり驚きました。
たしかに、竹の山は放っておくと荒れてしまい、筍は育たなくなってしまいます。自然とのつながりが失われていく寂しさを感じました。
私たちの食卓に上る旬の恵みは、自然と人との手間と知恵の結晶なのだと、あらためて思い知らされました。
心も身体も、季節に合わせて整えることが大切な春です。食事だけでなく、身体のケアにも「旬」があります。
この時期は、冬の間に溜め込んだ不要なものを手放す絶好のタイミング。サロンでは、デトックスを意識したアロマトリートメントや、巡りを整えるマッサージをご用意しています。春の食材と同じように、やさしく心身を整えてみませんか?
日々の小さな手間が、未来の豊かさにつながる。
そんなことを、母と一緒に作った筍のばら寿司が教えてくれた気がします。
参考文献
旬の食材と健康との関係
坂井信之(2020)『日本の季節と食文化:健康と栄養の観点から →「旬の野菜には、抗酸化成分が多く含まれ、栄養価も高いため、体調を整える効果がある」と述べられています。
筍の栄養学的価値
渡辺一郎(2017)『タケノコの機能性と健康効果』 → 食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があること、またカリウムを多く含むため、体内の余分な塩分を排出しやすくする働きがあると紹介されています。
毎年この時期に書いている「筍」についてブログでは、印象深い、あの「じゃりっ」という独特の食感について書いています。
この「じゃりっ」は、実はシュウ酸カルシウムという天然の結晶が原因で、なんと、イタリアのチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」の粒々感とも共通する成分なんです。
つまり、自然が生み出すミネラルのきらめき、と言えるかもしれません。
筍にはこのほかにも、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があり、カリウムによって体内の余分な塩分を排出しやすくする働きもあります。
春の体は、冬に溜め込んだものを外に出すためにとても頑張っています。そんな体に、春の香りとともにいただく旬の筍はまさにぴったりの自然の恵みですね。
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