女性ホルモンのこと ①/③エストロゲンの枯渇とメンタルへの影響
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最近になって思うことがある。女性ホルモンって本当に凄いな!と。
特にエストロゲン。
一生の中で、スプーン一杯程度の量と言われているのに、体や心に与える影響のなんと大きいことか!
そして、どれだけ見たり聞いたりしていても、実際に経験してみないと本当のことはわからない。ということも。

女性ホルモンのこと
①/③エストロゲンの枯渇とメンタルへの影響
女性ホルモン、特にエストロゲンは、身体だけでなくメンタルにも大きな影響を与えることが、さまざまな研究によって証明されています。
1. 女性ホルモンは60歳頃に、ほぼ枯渇するのか?
確かに、、エストロゲンの分泌は閉経後に急激に減少し、60歳頃にはほぼ枯渇すると言われています。しかし、完全にゼロにはならず、副腎や脂肪組織で微量ながらも作られ続けることが知られています。
平均的な閉経年齢は50歳前後。閉経後の10年間でエストロゲンの分泌は90%以上減少。
60歳頃には卵巣でのエストロゲン産生はほぼ停止し、体内のエストロゲン濃度はピーク時(20代)の10分の1以下になる。
2. ホルモンの量。一生でスプーン一杯分しか作られない?
これもよく聞く例で、エストロゲンは一生のうち約30~50mg(小さじ1杯程度)しか分泌されないとされています。
このわずかな量で骨、血管、皮膚、脳など全身に影響を与える。
いかに微量なホルモンが、強力な生理作用を持つかが分かる。
3. エストロゲンとメンタルの関係
「やる気」や「強気」に影響するか?
エストロゲンには脳内の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)を調整する作用があり、やる気や精神の安定に深く関与しています。
(1) エストロゲンと「やる気」
ドーパミン活性を高める → 意欲向上・モチベーション維持に貢献。
研究によると、エストロゲン濃度が高いときは意欲的な行動が増えることが確認されている。
(2) エストロゲンと「強気(自信)」
ノルアドレナリンを増やす → 決断力や積極性を高める作用。
エストロゲンが低下すると不安感が増し、自信を失いやすくなるとする研究もある。
(3) エストロゲンと「不安・うつ」
セロトニン(幸福ホルモン)の合成を促進する。
閉経後、エストロゲンの低下に伴い「うつ」「不安」が増えることが確認されている。
今日のまとめ 女性ホルモンのこと①/③
60歳頃にはエストロゲンがほぼ枯渇するのは事実。ただし、完全にゼロではない。
ホルモンは一生でスプーン一杯分しか作られないという話は、概ね正しい。その微量が全身に強い影響を与える。
エストロゲンは「やる気」や「強気」に関わる。脳内のドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンの調整を通じて、意欲・自信・精神の安定に影響を与える。
エストロゲン低下後のメンタル不調は科学的。
次のブログでは、エストロゲン低下にどう対処すればいいのか?をお伝えします。
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