口内炎とアロマテラピー
セラピストLIFEを楽しくする
tae Therapist School
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン
tae Aromatherapy & Treatment
睡眠不足が続き、口内炎で痛いおもいのセラピストです。
先週一週間の平均睡眠時間は4時間を切っていて、睡眠を重視しているのに如何(いかん)ことです。
口内炎が発生する理由
寝不足やストレス
ビタミン不足(特にB群やC)
免疫力低下
などによって発生しやすくなります。
アロマテラピーや植物オイルを活用したケアは
抗炎症作用や鎮痛作用を利用することで、症状の緩和や治癒のサポートが期待できます。
ということで私の実践しているケア方法などのご紹介です。
精油を使った口内炎ケア
1、ティートリー精油
効果:抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用
使用方法
コップ1杯のぬるま湯にティートリー精油1滴を垂らし、よくかき混ぜてうがいする。(飲み込まないように注意してください。)
1日2~3回が目安です。
→ ティートリー精油には、抗菌作用と抗炎症作用があることが研究で示されています。
2、ラベンダー精油
効果:鎮痛・抗炎症・傷の治癒促進
使用方法
キャリアオイル(ココナッツオイルやオリーブオイル)5mlとラベンダー精油1滴を混ぜ、綿棒で患部に優しく塗る。
1日2回が目安です。
→ ラベンダー精油は創傷治癒を促進することが報告されています。
3、ミルラ精油
効果:抗炎症・抗菌作用・粘膜保護
使用方法
ぬるま湯にミルラ精油1滴を加えてうがいする。
または、キャリアオイルに希釈(精油1滴+オイル5ml)して患部に塗布する。
→ ミルラは伝統的に口腔ケアに用いられ、抗菌・抗炎症作用が確認されています。
キャリアオイルを活用した方法(オイルプリング)
ココナッツオイル
効果:抗菌・抗炎症・傷の治癒促進
使用方法
ココナッツオイル小さじ1杯を口に含み、10~15分間くちゅくちゅとすすぐ。(オイルプリング)
その後、吐き出して口をゆすぐ。
1日1回、朝がおすすめ。
→ ココナッツオイルは、口腔内の細菌を抑え、口腔疾患の改善に役立つことが報告されています。
口内炎を悪化させないための生活習慣
睡眠をしっかり取る。(7時間以上を目安)
ビタミンB2・B6・Cを意識的に摂る。(レバー、卵、緑黄色野菜、フルーツ)
口腔内を清潔に保つ。(歯磨き、うがい)→ 市販のマウスウォシュの使用は避けてください。
刺激物(辛いもの、熱すぎる食べ物)やお酒を避ける。
今日のまとめ
口内炎とアロマテラピー 口内炎に効果のある精油には、ティートリー、ラベンダー・ファイン、ミルラなどの精油があります。うがいや綿棒での塗布(キャリアオイルで薄めたもの)や、ココナッツオイルでオイルプリングも効果的です。そして 睡眠や栄養バランスを整えると早めに治ってくれます。身近で入手しやすい精油をご提案していますので、もし口内炎ができてしまったら試してみてくださいね。
ミルラ精油 追加エビデンス
ミルラ(Commiphora myrrha)は、古代から口腔ケアに用いられ、その抗菌・抗炎症作用が現代科学でも証明されています。
抗炎症作用:ミルラ精油が炎症性サイトカイン(IL-6, TNF-α)の抑制を示し、抗炎症作用があることが確認されています。
抗菌・抗真菌作用:ミルラ抽出物が口腔内の細菌(Streptococcus mutansやCandida albicans)に対して強い抗菌・抗真菌活性を示しました。
創傷治癒促進作用:動物実験では、ミルラが皮膚や粘膜の傷の回復を促進することが示されました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0378874111008804
https://www.mdpi.com/2305-6320/4/3/66
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0378874112003352
クローブ精油の口内炎への効果
クローブは強力な鎮痛・抗菌作用を持ち、古くから歯痛や口内炎の治療に使われています。
鎮痛・抗炎症作用
→ クローブの主成分「オイゲノール」が神経の痛みを和らげ、抗炎症作用を持つことが確認されています。
抗菌作用
→ クローブ精油が、ミュータンス連鎖球菌や歯周病菌に対して強力な抗菌作用を示しました。
使用方法
綿棒にキャリアオイル5ml+クローブ精油1滴を混ぜて患部に塗布する。(1日2回まで)
刺激が強すぎるため、うがいには用いない。
ローリエ精油の口内炎への効果
ローリエは、抗菌・抗炎症作用があり、口腔ケアにも有効です。
抗菌作用
→ ローリエ精油が黄色ブドウ球菌や大腸菌などの細菌に対して強い抗菌活性を示したことが確認されています。
抗炎症作用
→ ローリエの成分「1,8-シネオール」が抗炎症作用を示し、口腔内の炎症を和らげる可能性があるとされています。
使用方法
うがい 〜 ぬるま湯にローリエ精油1滴を入れて1日2回うがいする。
局所塗布 〜 キャリアオイルで希釈して綿棒で塗布する。
✅ ミルラ精油 ✅ クローブ精油 ✅ ローリエ精油
これら3つの精油を組み合わせると、口内炎の治癒をより早めることが期待できます。ミルラでのうがい+クローブの局所塗布の併用が効果的だと感じます。
精油の使用は自己責任においてご使用ください。
精油の香りとオイルの効果効能
+
肌に触れるタッチング
女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
深い呼吸
血の巡りを促す
副交感神経の働きが優位に
姿勢が整い
しっとり弾力のある肌へ導く
健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店
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