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お腹マッサージ

セラピストLIFEを楽しくする

 tae Therapist School


心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン

tae Aromatherapy & Treatment





サロンでの施術を通し、心身の健康状態が表れやすい部位として「お腹」があります。

 長い施術経験の中で、多くの方がリラックスされ、お腹のマッサージによって心身ともに癒しを感じていただけるのは喜びでもあります。しかし、これまでの施術歴の中で、特別なケースに出会ったことが一度ありました。この出来事は、お腹がどれだけ多くの情報を発しているかを痛感させられるものでした。



そのお客様は、他の多くのお客様方とは異なり、お腹のマッサージに強い拒否感をお持ちで、「絶対に嫌だ」とおっしゃいました。

 通常であれば、お客様のご意向を最優先にし、無理にすすめることはありませんが、そのとき、セラピストとしての経験と直感から、あえてごく短時間の施術をご提案しました。短時間、そっと触れるようなかたちでマッサージをさせていただいたところ、感触や変化が気にかかり、念のため病院での受診をお勧めしました。



ところがお客様は直前に健康診断を受けておられたこともあり、そのときは病院に行かれませんでした。

 すぐに受診をする緊急性をお伝えする難しさというものがあります。トリートメントを受けてから2週間ほどが過ぎたある日、そのお客様は勤務先で突然、大量の下血に見舞われ、即座に入院されたと後で伺いました。その後も、健康の問題で入退院を繰り返されてしまいました。



この経験を通し改めて感じたのは、お腹は身体の状態を雄弁に語る大切な部位であるということです。

 日常的に意識することの少ない部分かもしれませんが、さまざまな内臓器官や神経が集中しているため、心や体の不調が現れやすく、敏感に変化が現れる場所でもあります。



セラピストには、お客様の健康に寄り添うとともに心身の変化を敏感に察知する役割もあります。

 お腹の状態を通じて心身の調和を感じていただけるよう、丁寧な施術とともに、必要な場合は適切な医療機関への相談もお勧めしながら、今後も皆さまの健康に貢献していきたいと考えています。




お腹

心と体のつながりを感じやすい部位で、心身のバランスを整える上でも重要な役割を果たします。

  • 特に、ストレスや不安が影響を与えやすい部位として、いつの時代も注目され、「お腹(腹部)」へのマッサージやケアが行われてきました。


 1. お腹が心の状態を表す理由

お腹は「第二の脳」とも呼ばれ、脳と密接に連携しています。

  • 脳腸相関、、脳と腸は神経伝達物質やホルモンを通じて双方向のコミュニケーションを行っていて、ストレスや感情が消化器官に影響を与えることがわかっています。


++腸内神経系(ENS, Enteric Nervous System)

  • 腸は独自の神経系を持ち、消化プロセスを自律的にコントロールしています。

  • ENSは100億以上の神経細胞から構成され、脳のように神経伝達物質(特にセロトニン)を分泌します。実際に、腸内には脳に次ぐ量のセロトニンが存在し、気分や情動に影響を与えるとされています。

++ストレス反応と消化器系

  • ストレスを感じると自律神経が乱れ、特に交感神経が優位になると胃腸の働きが低下します。「ストレスでお腹が痛くなる」という現象の理由です。さらに、腸内の微生物も精神状態に影響を与えることが示されています。



2. お腹のマッサージの歴史

お腹へのマッサージは、古代から各地で行われてきました。東洋と西洋の両方でその効果が認識されていたんです。


*東洋医学

  • 東洋医学では「丹田」や「腹部」を心身の中心と考え、気を整えることで健康を保つとされてきました。

  • 特に、気の流れを良くするための「気功」や「腹部マッサージ」は、数千年の歴史を持ちます。中国の「気功法」や日本の「指圧法」でも、腹部への刺激が行われています。

*西洋医学

  • 古代ギリシャやローマでも、腹部のマッサージが消化を促進し、リラックス効果を生むと考えられていました。

  • 近代でも、神経学や心理学の進展により、腹部マッサージがストレスや緊張の緩和に有効であることが明らかにされ、心理療法やリラクセーションの一環として使用されています。



3. お腹マッサージの効果と効能

お腹マッサージは、単にリラクセーション効果をもたらすだけではありません。消化器系や免疫系にも良い影響を与えることが研究で示されています。


*心理的効果

①ストレス緩和:腹部のマッサージによって副交感神経が優位になり、リラクゼーション効果が得られます。これにより、心拍数や血圧の低下が見られ、精神的なストレスが軽減されることが報告されています。

②情動の安定:セロトニンやドーパミンの分泌が促進され、不安や抑うつを軽減する効果も期待できます。腹部マッサージを受けることで自己肯定感が向上し、安心感が得られるという報告もあります。


*身体的効果

①消化促進:腸の蠕動運動が活発になり、便秘の改善に寄与します。また、消化管内のガスが排出されやすくなるため、胃腸の不快感の軽減に役立ちます。

②免疫力の向上:腸内には免疫細胞が多く存在し、腸内環境の改善が免疫力向上につながることが知られています。腹部マッサージで腸の血行が促進されることで、腸内細菌のバランスが整い、免疫機能が活性化する可能性が示されています。



4. お腹マッサージの効果に関する研究

- 消化器症状の緩和:2016年に発表された研究によると、腹部マッサージが便秘の症状を緩和し、消化管の機能改善に寄与することが示されています。定期的な腹部マッサージは腸の動きを助け、慢性的な便秘患者に有効であると報告されています。

- ストレスホルモンの低減:2019年の調査では、腹部マッサージがコルチゾールレベルの低下に影響を与えることが明らかになりました。腹部を優しくマッサージすることで、副交感神経の活動が活発になり、ストレスホルモンが減少する効果が確認されています。

- 感情の安定と心理療法への応用:腹部マッサージを受けることで、情動の安定やリラクゼーションが得られるとする研究があり、心理療法において補完的な治療法として使用されています。情動調整に有効であり、不安症やストレス性障害に対しても効果が期待されています。



5. お腹マッサージの具体的な方法と実践

腹部マッサージの方法は簡単で、セルフケアとしても取り入れることができます。


a、リラックスできる姿勢で仰向けになり、腹部に温かい手を当てます。

b、円を描くようにマッサージします。おへその周りを時計回りに、ゆっくりと円を描くように手を動かします。軽く押圧しないことがポイントです。

c、マッサージ中に深呼吸をしながら、心身のリラックスを深めます。

d、自分に優しく声をかけてください。「今日もわたし頑張りました。ありがとう。」




お腹は、心と身体をつなぐ重要な部位で、お腹マッサージ を通しリラックス効果や消化促進、免疫力向上といった多くの効能が得られます。古代から用いられてきた腹部ケアは、現代でも科学的にその効果が裏付けられており、ストレス管理や健康維持に役立つセルフケア法として推奨されています。眠る前のお腹マッサージで、足も温まり睡眠の質も上がります。お試しください。



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精油の香りとオイルの効果効能

肌に触れるタッチング

 


  • 女性特有の痛みや辛さを緩和したり

  • ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで

  • 深い呼吸

  • 血の巡りを促す

  • 副交感神経の働きが優位に

  • 姿勢が整い

  • しっとり弾力のある肌へ導く

  • 健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店


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